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20年間の時を経てギターを再開した理由とは?前編 大切な人を失い再び聞こえてきた音楽

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こんにちはアカッチです。

今回は20年ぶりにアカッチがギターを再開した経緯をお話したいと思います。
20年前のアカッチがギターをやめてしまった理由は、単純にギタリストとしての先が見えてしまったからなんです。
どういうことかといいますと、当時大好きなギタリストがイングヴェイだったのですが、
才能の無いアカッチには、簡単に真似できるようなものではなかったのです。
しかし当時のアカッチにはイングヴェイしか見えておらず、他のアーティストや他のプレイスタイルには見向きもしなかったんです。
このまま自分はイングヴェイだけの背中を追い続けて、5年先か10年先に同じ音が出せるようになったとしたらそこで自分のギター人生はゴールインでその先の道はもう行き止まりでした。
そう考えると途端にギターに対する情熱が冷めてしまい、なぜか音楽に対する不信感さえ覚えるようになったんです。
めちゃくちゃ狭い視野ですよね。
それほどイングヴェイの衝撃が大きかったということもあるのでしょうが。

それから約15年間アカッチは音楽活動どころか音楽を聴くこともカラオケBOXに行くこともなくなり完全に音楽を遮断してしまったのです。
「こんな下らんものに時間を費やすのは無駄でしかない」
などといいながらも内心は、心の中に住むROCK魂に再び火が付くことを恐れていたのかもしれません。

それからというものアカッチはバイクに夢中になり楽しい時間を過ごすことができました。
その後30歳になるとアカッチは結婚し、2人の子供にも恵まれ、幸せな日々が続いておりましたが、
今から約5年ほど前、当時34歳の時に突然悲劇が訪れたんです。

それは若き日のバンド仲間で今でも親友であるベーシスト「TAIJI」(仮名)の突然の訃報でした。
その知らせを聞いた瞬間目の前が真っ暗になりパニックに陥りそうになりました。
人間って自分の心を守るためか、そんな時ちゃんと思考が停止するようにできているんですね。(アカッチだけ?)
それから30分ほど身動きすることもなくボーゼンとしていました。

その後同じく当時のバンド仲間であるギタリスト「hide」(仮名)から連絡があり、お通夜に行くことに。
その時はTAIJIを失った悲しみよりも泣き続ける奥さんの顔をみるのが何よりつらかったです。
TAIJIのお通夜が終わった後、集まった友人らでで励ましあい思い出を語りました。

そして後日hideらと数名で葬儀に参列しました。hideは泣いていましたが、何か怒っているようにも見えました。
「なんで先に逝ってしまったんだ」そんな気持ちでしょうか。
そして最後の別れの時アカッチはこう言いました。
「今まで友達でいてくれてありがとう」
なぜかさよならとだけは言えなかったんです。

それから一カ月後再び悲劇が訪れました。

なんとつい先日あったばかりのhideの訃報の知らせでした。
もう訳が分かりませんでした。
友人らもみな同じ気持ちだったでしょう。
TAIJIの時と同じく様々な憶測ばかりが脳内をめぐります。
そして悲しいというより悔しい、どうしてこんなことになったのかという怒りの気持ちがめばえてきました。

そして今度も言えなかった「さよなら」という言葉。

なぜ言えないのか?
答えは明白です!二人の死を受け入れていないからです。
おそらく友人みんなも納得していないと思います。

みなさんいかがでしょうか?
いままで仲の良かった友人が何の前触れもなく死んだとだけ伝えられても受け入れられますでしょうか?
しかもたった一ヶ月の間に2度も!

彼らが生きているとは言いませんが死んでしまったとも思えない。

買い物などで車を走らせてもつい思い出の場所に寄り道してしまう。
なにか悩みごとがあれば今度の飲み会で聞いてもらおうとか一瞬考えてしまったり。
でも彼らの「アカッチ!アカッチ!」と呼ぶ声はもうきこえないんです。

死んだと思えないので悲しくもない、でも寂しいからまた会いたい。
思い出すと流れる涙は彼らの為ではなくただ寂しいと感じる自分の為のもの。
混沌とした脳内に渦巻く何とも表現できないような感情でした。

寂しさを埋めるため、ある日また思い出の場所に彼らに会いに行きました。
するとなぜか突然当時よく歌っていた歌が聞こえてきたんです!
今まで聞こえなかったはずの完全に遮断していたはずの音楽が突然聞こえてきたんです。

その歌は懐かしく、楽しかった当時の記憶そのものでした。

この時アカッチはピンときました。まだ自分の中には音楽が生きている!
そして音楽のなかで彼らと一緒にまだ歌える!
共に生き続けることができる!

それからというものアカッチはよく子供たちを連れてカラオケBOXに行くようになりました。
当時の懐かしい楽曲を引っ提げて。

この話ちょっと長くなるので今日はここまでにいたします。
このどこかで聞いたことのあるような話ですが、本当にあった事実です。
続きはしばしお待ちを!
「俺、詩人になろっかな」(・Д・)ノ


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