
こんにちはアカッチです。
今回でいよいよアカッチの30days腱鞘炎治療日記は最終回となりました。
これまで治療に付き合って頂いた皆様に感謝いたします。
今回はこれまでの治療のまとめとこれからのギター人生をどう歩んでいくのか、についてお話したいと思います。
①【腱鞘炎を発症した原因について】

やはりこれはギターの弾きすぎが原因でした。
なんと毎日4時間もギターの練習を続けていたんです。
しかし原因は指の使い過ぎだけではなく、首や肩の凝りや痛みから徐々に腱鞘炎につながっていったという感覚です。
どういうことかといいますと、首や肩の凝りによって、脳から指へつながる神経の伝達が阻害され、
徐々に指の動きが悪くなり、その状態で無理にギターを弾き続けた結果、腱鞘炎に、なってしまったのではないか?と推測されます。
やはり腕に行く血流も悪くなり、回復力も落ちていたんでしょうね。
ある日アカッチの腕に稲妻が走りました!
「オッシャー!これでアカッチの手にロックの神が降臨したぞ~!」(`o´)ではなく、アカッチの手には「激痛の悪魔」が宿ってしまいました。(;_;)
アラフォーのオッサンが調子に乗って若者に対抗しすぎるとこうなってしまうという、ありがちな結果です。
「まだまだ若いもんには負けへんで~」(`o´)この強がりもうやめますわ(。-_-。)
②【病名はストレートネックと腱鞘炎】

整形外科に行くと病名はストレートネックとテニス肘と診断されました。
・ストレートネックとは
首の骨(頸椎)は、通常は緩やかなカーブを描いています。
ストレートネックは、この自然なカーブが失われた状態。
骨自体の問題ではなく、首周りの筋肉が凝り固まって頸椎を引っ張るために起きるのです。
主な原因は猫背などの姿勢の悪さ、運動不足、ストレスなどからくる首や肩の周りの筋肉のこわばりで、パソコンやスマホを長時間使用する人に多くみられます。
ストレートネックになると、肩こりや首の痛み、腕のだるさなどの症状があらわれます。
・腱鞘炎とは
手首や指の曲げ伸ばしは、骨と筋肉をつなぐ腱(けん)とそれを覆う腱鞘(けんしょう)が担っています。
腱鞘が硬くなったり、腱と腱鞘が過剰にこすれ合ったりすると、炎症が起きることがあり、これが腱鞘炎(けんしょうえん)です。
腱鞘炎は、パソコンだけでなく、スマートフォンなどをよく使う人、はさみで指を酷使する美容師、楽器を(アカッチはギター)演奏する人にも起こります。
原因はよくわかっていませんが、妊娠期や更年期以降の女性もなりやすい傾向があります。
・整形外科での治療
【神経ブロック注射】によるいわゆる麻酔を行い、「痛み」→「痛みで神経が興奮」→「血管や筋肉が緊張」→「血行が悪化」→「痛みが増す」というサイクルを断ち切り血行を改善させる。
「ブロック注射は一時的な麻酔にすぎず、薬が切れたら元の状態に戻る」と思われがちですが、ブロック注射の治療効果は「一時的な麻酔」だけではありません。
ブロック注射の重要な効果は、麻酔によって興奮した神経を落ち着かせ「痛みの悪循環」を断ち切ることにあります。
こちらは主にストレートネックによる首の凝り、肩こりに効果を発揮します。
そして腱鞘炎の治療には【ステロイド注射】を行います
腱鞘炎により炎症を起こし痛みが出ている個所に直接注射します。
効果は劇的でみるみる痛みがひいていきますが、これは一時的なものなので、
腱鞘炎の根本治療は安静が第一といわれております。
やはり悪い姿勢で長時間ギターを弾いていたんでしょうね。(´・_・`)
これからはフォームの改善にも取り組んで行きます!
③【なぜ30days腱鞘炎治療日記なのか?】
これはですね、アカッチが腱鞘炎を発症してしまった原因となる楽曲名が、
【30days speed shred】サーティーデイズ スピードシュレッド
という曲名なんです。
なのでアカッチはこの腱鞘炎を【30days腱鞘炎】と呼ぶことにいたしました。
それに伴い30日間の休養を発表したんですが、30日では全然治らなかったんです!(゚д゚)
この曲はアカッチが師と仰ぐHidenori先生の教材である【Hidenori流速弾きマスターパッケージ】の課題曲なんですが、アラフォーリターンギタリストのアカッチには少々刺激が強すぎました!(°_°)
こんな曲です!
指使い過ぎですよね?
このようなフレーズばかりを毎日4時間も練習していたのでそりゃあ腱鞘炎にもなりますわ。(´・Д・)」
チクショー!あと10年若かったら(。>ω<。)ノ
しかしこの教材、速弾きを目指すひとにとっては超おすすめ!
マジで「目から鱗」今まで知らなかったテクニックの本質がかかれています。

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Hidenori流速弾きマスターパッケージ④【治療期間にギターを弾けない間何をする?】
・まずはギターを連想させるものすべてを隠すこと!
やはりギタリストにとってギターを弾けない期間というのはつらいものです。
ついつい手に取って弾いてしまいそうになります。
これは正に禁断症状との闘いです!
なのでアカッチのとった行動は
「ギターを隠すこと」でした。
ギターに限らずアンプやエフェクター、ピック等、ギターを連想させるものすべてです。
やはり目につくと思い出して弾きたくなります。
そうならないためにもギターを連想させるものすべてを隠しました。
できれば自分の家以外の場所が望ましいです。
具体的には、実家にいるお父ちゃん、お母ちゃん、兄弟の方など、ほかには田舎のじいちゃんばあちゃんとか、親戚の方など、ギターぐらい誰でもあずかってくれますので。
そうすることによって、人は何か他のことをしようとか、次のステップに進もうとか、考えるようになります。ちょうど彼女に振られた時のように。
(つД`)ノ「待ってくれ~話を聞いてくれ~」(;_;)
・ギターが弾けなくても焦る必要はない
パターンはそれぞれあると思いますが、ギターを弾けない皆さんほぼ共通して言えるのが、なぜか皆焦っているのです。
しかしどこに焦る必要があるのでしょうか?
プロの演奏家だから?ライブが近いから? ライバルに先をこされてしまうから? 所属しているバンドを解雇されてしまうから? コンテストが近いから?
それらすべてを天秤にかけてみましょう。
「一生ギターが弾けなくなる事と」それぐらい腱鞘炎は怖い病気なんですよ!(・Д・)ノ
これから何年も何十年もギターを弾き続けると思っているなら、たかが数か月ギターが弾けないぐらい大したことではありません。
あっ!それと安心してください。(^∇^)数か月休んだぐらいでは腕が鈍ったりしませんので。
1年休んでもすぐに元に戻りますが、アカッチの様に20年も休んではさすがに忘れてしまいますね。(´・Д・)」
・整骨院、鍼灸院、整体院などに通う
これからあなたはギターを弾かない代わりに時間をてにいれました。その余った時間を使う方法の一つとして、整骨院に通いましょう。
先生と腱鞘炎治療についていろいろ語るんです。次に再発しないようにどうすればよいか?早く治すにはどうすればよいか?彼女を作るにはどうすればよいのか?
いろいろな悩みを相談してみるのです。
悩みを打ち明ければそれだけでも気分が楽になるはずです。
こうすることによって腱鞘炎治療そのものをを楽しんでしまおうという作戦であります。
・ギターと全く関係のない(ここ重要!)趣味を見つける
具体的に例を挙げますと、
ゲーム、釣り、ジムに通う、サイクリング、登山、インドアテニス、フットサル、マラソン、ゴルフ、プラモデル、料理
アカッチ得意のDIY、アカッチお勧めブログを始める等。
いかがでしょうか?もうあなたはギターの無い生活でもさみしくありませんね?
彼女もできたことですし。(^∇^)ノ
えっ?彼女はできていない?
しょうがねーな!今日は特別に・・・・・・・・・・・・やっぱりやめとこ( ̄^ ̄)ゞ
こちらは有料コーナーになりますので(・Д・)ノ
⑤【痛みが引いてからもう一ヶ月】

そうこうしている間に二ヵ月がたち、ついに腱鞘炎の痛みがなくなってきました。
「よーしこれでギターが弾けるようになったぞ!今まで休んでいた分を取り返すために猛特訓だ~」(`o´)
と行きたいところですが、実は最近アカッチは、ギターを弾かない生活に慣れてきてしまいまして、大事をとってもうしばらく休みたいと思っております!
痛みが消えたからといって100%治ったとは思っていません。
だってつい先週までは痛みが続いていたんです。患部がどんな状態になっているのか見える訳でもありませんし。
しかもこのように、皆様に【腱鞘炎治療日記】を公開している身分で、失敗してはかっこ悪いですし。(´・Д・)」
「痛みが消えてからあと一ヶ月は我慢」( ̄^ ̄)ゞ腱鞘炎をなめてはいけません!
⑥【腱鞘炎治療を終えてからのギター人生を考える】

二ヵ月で痛みが消え、あと数日で三か月になろうとしています。
そろそろギターを再開しようと思っておりますが、やはり今までと同じようなやり方ではまた再発してしまうと思うんです。
元通り腱鞘炎を発症する前の体に戻っているとも限りませんしね。
なのでこれからの長いギタリストとしての人生を考える良い機会かと思います。
・年齢に応じた練習法と練習時間
やはり今までの1日平均4時間という練習時間はさすがにありえないですよね!
具体的には決めていません。本当に短い時間から徐々に探りながら練習時間を設定していこうかなと思っております。
それにあまり難しい曲ばかり選んで練習するのもやめます。
スローテンポの曲とか歌もんとかはやりの曲のカバーだったり。
もちろん難易度の高い曲にも挑戦は続けてゆきますが、年齢を考えてほどほどにします。(´・Д・)」
・フォームを見直す!
やはりフォームが悪いと肩こりや首こりから腕の疲労にまで発展してゆきます。
意外と知られてないですが、これが腱鞘炎の原因になっているということがあるらしいです。
腱鞘炎でなくても肩こりや首こりなんて嫌ですよね。
なのでギターを休んでいる間に正しいフォームというものを考察してみました。
結構頑張って研究したので是非みてください。
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・究極は自分の体と会話する能力を身に付けること!
やはり最後はこれに尽きるかとおもいます。
もうかれこれ40年近く付き合ってきた体ですから、今、自分自身の体がどうなっているのか?
というようなことが分かるようになってきている年齢ではないかと思います!
・今自分の体のどこに無理が掛かっているのか?
・今自分のどこのどの関節をどの方向に動かしているのか?
・それは単一の関節か複数の関節か?
・痛めてしまった原因は急性のものなのか?疲労による蓄積によるものか?
・関節に違和感を感じたら、その動きは適切か?しばらく様子をみてみる。
・今日の体調が悪いのは~が原因だから、今日の練習はほどほどにしようとか。
自分自身の体の状態を常日頃から感じ取り、ケガや故障の予防や治療等、常にセンサーを張り、体を最善な状態に維持しておく、ということが重要なのではないかと考えております。
そしてそれが必要な年齢に差し掛かってきたのではないかと感じております。
⑦最後に挨拶します

これにてアカッチの【30days腱鞘炎治療日記】は完結となります!
この三ヶ月間アカッチの治療にお付き合いいただいた暇人な方々に感謝の意を伝えたいと思います。
アカッチはこれから徐々にギタリストとしての活動を再開してゆきますのでブログの更新がままならない事も出てくるかと思いますが、それなりにちゃんと更新しますので皆さん寂しがらないでくださいね。
やはりアカッチはブロガーである以前にギタリストなので。(´・Д・)」
そしていつの日か必ず
「ギター講師の夢をかなえます」(・Д・)ノそれまでは
【アカッチの音楽室】をどうか温かく見守ってやってくださいね。
いつの日か【アカッチの音楽室】が【アカッチのギター教室】になる日を夢見て。(^∇^)ノ
ここまでブログを読んでいただいたみなさんにアカッチのお話が少しでもお役に立てれば幸いです。
アカッチの30days腱鞘炎治療日記その1は【ここをクリック!】YouTubeチャンネルアカッチの音楽室もぜひご視聴ください!(^O^)/【ここをクリック!】
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