
こんにちはアカッチです。
今回は中年ギタリストあるあるの腰痛に的を絞って、アカッチ的に考察していきたいと思います。
今回は、若い人には無縁のお話かもしれませんが、ギタリストに限らず、将来多くの方が悩まされるであろう、
腰痛について、アカッチ流に原因、解消法を追及していきたいと思います。
まず腰痛の原因として、中年の方の場合、若い人に比べてまず、筋肉自体が固くなっております!
これは年齢のせいなので、どうしようもありません。
しかし問題はこの固くなってしまった、筋肉とどう付き合っていくのか?なんです!
元々ギターを弾く姿勢というものは、体にとって良い姿勢ではありませんので、ギターを弾けば弾くほど腰痛には悪いです。
なのでギターを弾くときは姿勢に注意する必要があります。
《腰痛になりやすいフォーム》
こんな心当たりはないでしょうか?
①地べたに座ってあぐらをかいて演奏する。
②演奏に集中するあまり必要以上に前傾姿勢!
③頭の位置が体の重心から離れすぎている。
④何時間も同じ姿勢で休憩もせず練習している。
こんな事をしていては腰痛になっても仕方がありません!
若い方ならこれでも平気なんです。少し位疲労しても体の回復機能の方が勝っていますので。
しかし、筋肉自体が固くなり、自己治癒能力の低下してしまっている中年ギタリストは若い人と同じような動きをしていてははいけないんです!
まだまだ若いもんには負けねーよ!腰痛ぐらい屁でもないぜ!(*`へ´*)と言いい続けているあなたに一言!
「積み重ねた経験を生かすことのできない愚か者めが~」(`o´)中年からギターを始めるというような方は、やはりそれなりに高い志をもってはじめているんでしょう。
今までギターを弾きたくても弾けなかった理由があったのかもしれません。
若いころイングヴェイを見てこれは無理だと挫折し、20年間、練習をさぼり続けたアホもいるでしょう。アカッチです( ̄^ ̄)ゞ
しかしみなさんせっかく年を取ったのですから、もう少し自分の体の変化を感じてみてはいかがでしょうか?
これだけ長い間自分の体と付き合っているんですから、あなたにはもう身についている能力があるんです!
それは
「自分の体と会話する能力」です!
・今自分の体のどこに無理が掛かっているのか?
・今自分のどこのどの関節をどの方向に動かしているのか?
・それは単一の関節か複数の関節か?
・痛めてしまった原因は急性のものなのか?疲労による蓄積によるものか?
なぜアカッチがこのようなことを言うんでしょうか?
そんな難しく考えなくても腰痛になったら整骨院か整形外科にいけばいいじゃねーかよ(`o´)
ここで皆さんに悲しい現実をお伝えしないといけませんね。
《病院に通っても腰痛は治らない?》
「整骨院や整形外科の先生は腰痛を治すことはできません」( ̄^ ̄)ゞ正確には腰痛を治すための手助けしかできないのです。
そして唯一腰痛を治すことができるお医者さんは、
「あなた自身の持つ自然治癒力なのです」(・Д・)ノそれを忘れてしまい、人間の本来すべきである自然な体の使い方をせず若い頃と同じように、先ほどの例にも挙げた①~④のような事
①地べたに座ってあぐらをかいて演奏する。
②演奏に集中するあまり必要以上に前傾姿勢!
③頭の位置が体の重心から離れすぎている。
④何時間も同じ姿勢で休憩もせず練習している。
このようなことを続けていると、いくら治療院や病院に通っても絶対に良くはなりません!
なぜこの①~④のような動きが体に良くないのか?アカッチ流にお伝えしますと。
①地べたに座ってあぐらをかくと、骨盤は傾斜し、背中は丸くなり、背筋に必要以上の張力が掛かり、腰を痛める原因となる。
さらに僧帽筋も同じように緊張し、肩こりにもよくない!
②に当てはまる方、体を前に傾ける角度が大きければ大きいほど、支点である腰に大きな負担がかかります!
なので、ある程度前傾は必要なんですが、必要以上の前傾姿勢は腰にとっては悪い方向にしか働きません!
③これは②の方と同じ理由でやはり頭の位置が、前後左右に傾いている証拠なので、常に腰の筋肉を酷使している状態になります。
④に当てはまる方に一言!
「自分らもう若ないねんで」(´・Д・)」お分かりいただけたでしょうか?
この①~④のような動きを行っている方は、自らの持つ自然治癒力を阻害し続けているようなものなんです!
このようなことを続けていては、いくら治療院や病院に通い続けても、絶対に腰痛は治りません!悪化の一途をたどるだけです。
では具体的にそうならないためにはどうすればよいのか?
《腰痛になりにくいフォーム》
あなたに必要なのはフォームの改善です!
まずはギターを持たずに普通に座りましょう。
まず椅子に浅く腰掛けます。
そして背筋を伸ばし(この時腰が反り返ってはいけません)軽く胸を張り、腰はおしりから胸にかけてまっすぐのイメージです。
その状態で頭の位置がおしりが椅子に接触している位置と同じところにきていればよい姿勢です。
イメージは頭がおしりに乗っかっているような感覚です。
これが本来の無駄な力が掛かっていない良い姿勢なのですが、ギターを弾く姿勢はここから少し変形します。
今の姿勢を維持したままギターを持ちます。
右膝にギターをのせてギターをまっすぐ立てて、
さっきの姿勢を維持したままそのまま体を前に傾け、胸にギターのボディが付くところで止めます。
最後に少し左を向き目線は下に。(この時首を下に曲げてはいけません)
これでOKです!(・Д・)ノ
椅子の高さは自分の膝が90度くらいになる物を使用し、必ず足台を利用して右足の角度を90度以下に保つ事!
ギターは高く構える方が弾きやすく左手の負担も軽減される。さらに目とフレットの距離が近づくので、のぞき込んだ前傾姿勢になりにくい!
少し左を向いて目を傾ける感じが理想。
ここで調子に乗って足台を高くしすぎると今度は膝の角度がきつくなり、膝が痛くなることもあるので注意が必要!
さらにギターが高すぎると右肩が緊張しやすくなり今度は右肩を痛める危険性も!
それと30分に一度は休憩を取りましょう。もう少し肩の力を抜いてギターに取り組んでください。
せっかく若い人より長い時間生きているんですから、同じようなことをしていてはいけないんです。
中年ギタリストのみなさんには【自分の体と会話する能力】がすでに身についているはずなので。
皆様の腰痛の改善、心から願っております!(^∇^)ノ
YouTubeチャンネルアカッチの音楽室もぜひご視聴ください!(・Д・)ノ【ここをクリック】
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