まいどっ!ギタリストのアカッチです。(・Д・)ノ
今回は賛否両論あるであろう、無駄な努力についてのお話です。
《努力は報われない事もある》

楽器の上達において無駄な努力というものは実は存在します。
「そんなことはない」o(`ω´ )o「努力は絶対に報われるんだ」
そう言いたくなる気持ちもわからなくはないです。
おそらくそういっている人は「自分なりの努力をしている人」なのでしょう。
しかし今から説明するメカニズムを知ることで、本当の意味で無駄な努力の存在をなくすことができます。
本当に努力が報われるのはこの記事を読んでから。(・Д・)ノ
報われない努力を続けるという事は、
限られた人生の時間をただ浪費しているだけにすぎないのです。。゚(゚´Д`゚)゚。《いくら練習しても弾けないフレーズ》

さてみなさん何年も練習しているのに、いつまでたっても弾けないフレーズってありませんか?
たぶん心当たりがあると思います。
もちろんギターなどの楽器演奏に限らず、スポーツや日常生活などの動きの習得においてもそのような事はいくらでもあるはずです!
そんな時たいていの方はこう思うはず。
・自分に才能がないから(´・_・`)
・必要量の努力が足りていないから(つД`)ノ
どちらも間違いだとアカッチは考えます!
それはなぜか?
一度はできると思って挑戦した事、というものは練習すれば自分はできると思って挑戦したことだと思います。
まさか、90歳の高齢者が、「今からバク転ができるようになるぞ~(♯`∧´)」みたいな無謀な事は考えませんよね。
おそらくみなさん、ある程度短期的な、数日から数週間、長くても数か月くらいの目標設定から努力を始めるのではないでしょうか。
それが何年たってもできていないという事はおそらくそれは
「無駄な努力のゾーン」に入ってしまっているのだと推測されます。動きの習得において人間の才能と必要努力量にそこまでの大きな差はありません。
それでは無駄な努力の本質に入りましょうか。♪(/・ω・)/ ♪
《現実とイメージのギャップ》

まずあなたが動きの習得のために、自分が実際に上手くできている状態をイメージすることでしょう。
でも実際にチャレンジしてみると「思うように上手くいかない」という事に気づきます。
まだまだ練習が足りていないんですから、ここまでは当たり前ですよね。(^-^)/
動きの習得のためにはここから、理想とするイメージと実際の動作を近づける作業が必要です。
その為の練習であったり、努力でもあるのですが、
この練習の段階には大きな落とし穴が潜んでいる事を知らない方が多くいるようです!”練習を始めた初期の段階では上達の曲線はある程度上昇しやすい傾向にあります。
しかしある時点を超えると途端に上達の曲線が並行線を描き出します。
どうしてそのような事が起きてしまうのか?
《これが無駄な努力の正体だ!》
練習中の段階ではその動きを当然マスターしていないので、何度も反復を繰り返します。
まだ慣れていない動作をするときの脳は多くの部分を使います。
一般的には運動野、体性感覚野、前運動野、補足運動野、前頭前野などです。
ただこれは慣れていない運動をする場合で、慣れてくると主に小脳、線条体によってコントロールされます。
動きの習得を目的とする場合どうすればよいのか?
もう答えは出ていますよね。
小脳と線条体を中核とするネットワークを作り出せばよいのです。
そしてそのネットワークは一度構成されるとなかなか消えることはありません!
良く例えられる「自転車の乗り方を忘れない」というのもこのネットワークが構成されているおかげなんです。
しかしこの神経ネットワークが誤った状態で構成されるという事が起きてしまう事があります!
何度も反復練習を繰り返す過程で、間違った動きばかりを繰り返し練習していると、それがを目標とする動作だと脳が判断し、間違った神経ネットワークを作り出してしまう、という事が起きてしまいます。
下手な動作が上手くなると表現すればよいでしょうか。
実はこれが無駄な努力の正体であります!(・Д・)ノ
先ほども言った通り一度構築された神経ネットワークはなかなか消えることがありません。
「悪い癖はなかなか抜けない」というのもこの事から説明が付きます。
そうならないためにはどうすればよいのか。
練習を反復する段階で何度もイメージする自分の動きと相違がないかチェックしながら、慎重に練習することが大切です!
鏡や動画を撮るなど客観的に自分を見つめ直すとか、良い指導者に見てもらうと気う事も一つの選択肢だと思います。
ギターであるあるなのが、「速すぎるテンポで練習してしまう」というのが多いように感じます。
何度も言いますがギターなどの楽器演奏はスポーツと同じ!
本当に上達したいなら、運動生理学と脳科学の観点から自身の動きを見つめ直す必要があります。
上達に迷った時はいつでも「アカッチの音楽室」を除きに来てください。(・Д・)ノ
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