まいどアカッチです。(・Д・)ノ
今回はギターが無い時にいつでもどこでもできる練習方法をご紹介します。
毎回同じことを言いますが、ギター演奏はスポーツ時の身体動作と全く同じことであり、そのすべてをコントロールしているのは脳からの指令であります!
脳⇒神経⇒筋肉の順番で身体操作を行いますが、ギター演奏においての技術面での問題の大半は脳にあるといっても過言ではないほど音楽家にとっては大切なものであります。
その音楽をつかさどる脳部位のトレーニングはなんと楽器を持たずとも可能な事はみなさんご存知でしょうか?
題名にもある通りそれは「イメージトレーニング」でございます。(・Д・)ノ
ハーバード大学の教授によるある実験でこの興味深い結果が出ております。
それは全くピアノを弾いたことがない3つのグループに分けて行われます。

1つ目のグループは5日間、毎日2時間、「実際にピアノを弾いて練習する」
2つ目のグループは5日間、毎日2時間、「実際にピアノを弾いている指の動きを思い浮かべる」(イメージトレーニング)
3つ目のグループは5日間、特に何もせずに普段通りの日常を過ごす。
そして指の動きをつかさどる脳部位の神経細胞の働きがどう変化したのか、TMSという特殊な装置を使い調べてみました。
3つのグループの中で最も神経細胞の働きが向上したのはもちろん毎日2時間ピアノを弾いて練習したグループでした。
しかしイメージトレーニングを行ったグループも指を動かす神経細胞の働きが向上していたことが分かりました。
しかも実際の演奏技術も向上していたことが分かりました。
実際にピアノを弾いたことも触れたこともないのにピアノが弾けるようになっていたというから驚きですね。(°_°)
この実験はピアノ演奏によるものでしたが、もちろんギター演奏に応用できることは言うまでもありません。
というよりイメージトレーニングというものは、脳からの指令で体を動かすという人間の構造上どんな芸術、スポーツ、学問などでも効果的なのではないでしょうか?

みなさまも学校や会社に向かう通勤電車で毎日ぼーっと景色を見ているだけであれば、この機会にイメージトレーニングの効果を見直し実践してみることをお勧めします。
日々の小さな積み重ねが次第に大きな山となり、人生をより豊かに過ごせることになるのは間違いありませんね。
目標の練習一万時間までこれで少しは近づいたのではないでしょうか。( ̄^ ̄)ゞ
参考文献
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