まいどアカッチです。(・Д・)ノ
日々ギター演奏と運動生理学について研究を続けているアカッチですが、
最近よく耳にする言葉があります。
それは「指を鍛える!」というキーワードですね。(´・Д・)」

ある表現として使う分には良いのですが、そっくりそのまま鵜呑みにしてしまうと「指の筋肉を鍛える」というとらえ方をしていまう方がいるかもしれません!
確かに見かけ上ギター演奏というものは指を動かします!
しかし指を動かす筋肉というものは主に腕、(前腕)に付いていて、この前腕の筋肉も鍛え方を間違っては後々大変な事にもなりかねません。(。>ω<。)ノ
それくらい体の末端についている筋肉というものはデリケートな部分なので、慎重に行う必要があります!
それよりも先にギタリストにとって鍛えなければいけないものがあります。
それは脳です。
ベテランギタリスト達の超絶テクニックは脳から生まれているといっても過言ではありません。
その証拠に腕の細いベテランギタリスト達が華麗なテクニックを披露するのを見たことがありませんか?
それとは逆に筋肉バキバキのスポーツマンがいきなりギターを持っても上手く弾けるはずもありません。
機能的MRIという装置を使ったある研究からピアノ演奏の達人と音楽家でない人との脳の状態を調べた研究結果があります。
その結果
ピアノ演奏家の脳の方が音楽家でない人よりも活動している脳の神経細胞の数が少ないという結果になりました!これにより何が分かったのか?
そうです。長年かけて洗練されたピアニストの脳はより複雑な指の動きをしても簡単にこなすことができるという事です!
これはそっくりそのままギタリストにも当てはめることができ、やはり達人といわれているギタリスト達の脳も同じように洗練されているという事が言えるでしょう。
この事からどれほど指を動かすための筋肉が発達していてもギター初心者のうちはガチガチに力が入ってしまうという事が起きてしまうわけですね。(・Д・)ノ
なので運動生理学の観点からも、筋力を鍛えるのは脳を鍛えてから足りない部分を補うという事が大切になってきます。
間違っても握力強化器具などを使った無意味なトレーニングはやめておきましょう。( ̄^ ̄)ゞ
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