まいどアカッチです。(・Д・)ノ
今回は指が自由に動く仕組みについて考えてみたいと思います!
ギタリストであれば誰しもが思う素朴な疑問ですね。
思っていたのと違う指が動いてしまって隣のフレットを抑えてしまったとか、
少し速く動かすと運指がめちゃくちゃになってしまったなんてことアカッチの場合はしょっちゅうあります。(´・Д・)」
「もっと自由に指を動かしたい」そう思ったあなたはなぜ指が動くのかをまず理解してみる所から始めてみませんか。
《指を動かす仕組みについて》

これは指に限らず体のどの部分についてもいえることですが、人間の体が動くということはすべて筋肉の収縮によって行われております!
腕を曲げる筋肉であれば上腕二頭筋の収縮によって行われますし、逆に腕を伸ばすのは上腕三頭筋の収縮であります。
このように一つだけの関節を動かすのであればまず間違えてしまうということはありません!
左手を曲げようと思って右手を曲げてしまったなんてことはまずありえないでしょう。(・Д・)ノ
しかし人間の指というものは5本もあります。
ギターに限って言えば主に人差し指から小指までの4本の指を使ってフィンガリングします。
親指はネックの反対側でこの4本の指に対して対面に支える役割を担っています。
基本的には人差し指から小指までの4本の指を動かす筋肉は前腕についております。
指を曲げる筋肉 = 前腕の内側
指を開く筋肉 = 前腕の外側
となっており、この前腕の筋肉から各指に一本づつ腱が伸びており、その腱が筋収縮で引っ張られることにより各指が独立して動くことができる仕組みになっております。
何か操り人形みたいですね。(゚д゚)
《他の指につられて動く》

一本だけの指を動かしたいのに他の指まで一緒に動いてしまうことがあります。
というより絶対につられて動いてしまいますよね。
これはある意味当たり前の事なんです!
なぜなら人差し指を動かすことのできる筋肉は同時に隣にある中指を動かすための筋肉でもあるからです!
前腕には1種類だけでなくたくさんの筋肉が存在します。
そして指を曲げる筋肉は前腕だけでなく手のひらにも存在します!
そんな無数にあるの筋肉の中から狙った指だけを動かすために必要な筋肉を脳が瞬時に判断する必要があるため、複雑で速い動きであればあるほど脳からの神経伝達にエラーが発生します!
これがフィンガリングのミスにつながるわけでありますね。(・Д・)ノ
ここで覚えておいていただきたいのは一本の指を動かすのには何種類もの筋肉が協力し合って動いているということです。
《フィンガリングのミスをなくすには?》

それでは各指をバラバラに動かすためにはどうすればよいのか?
フィンガリングのミスを極力なくすための最適なトレーニングはやはりクロマチック練習が最適といえるでしょう。
このクロマチック(半音階)を使ったフレーズは基本的には曲の中には出てこないものであります!
しかし指の独立性を考える上ではこの上ない重要なのトレーニングでありますので、ぜひ練習メニューに取り入れてください。
ここで現在アカッチが実際に行っているクロマチック練習をご紹介します!
この練習はメトロノームを使いあまり遅すぎても速すぎても効果は半減します!
各個人に合わせた最適なテンポをさがしてみてください。
1=人差し指
2=中指
3=薬指
4=小指
まず6弦1Fから始めます!
1.2.3.4 1.3.2.4 1.3.4.2 1.2.4.3 4.2.3.1
いかがでしょう。頭がパニックになってしまったのでは?
これを6弦1Fから順に1弦4Fまで下りてゆきます。
そして一弦からは全く逆の運指で今度は6弦まで上がってゆきます!
1.3.2.4 3.4.2.1 2.4.3.1 4.2.3.1 4.3.2.1
他にもたくさんのバリエーションがありますが今日はこれだけ覚えてやってみてください。
この練習を毎日10回行うことにより各指を独立して動かすための筋肉を選定する精度が格段にアップします。
是非一度お試しください。(^-^)/
YouTubeチャンネルアカッチの音楽室もぜひご視聴ください!(・Д・)ノ【ここをクリック】
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